第二新卒の転職は簡単ではない!

なぜ、企業は第二新卒を採用するか?

普通に考えると、3年未満で会社を辞めてしまった第二新卒というのは、「経験不足」「実力が未知数」「バイタリティーがない」「根性がない」など採用を躊躇するような印象を持たれる事の方が多い。

それでも今第二新卒を採用したいと考える企業は増えている。
なぜ企業は第二新卒者を積極的に採用しようという動きに変わってきてるのだろうか?

実は、その背景には社会と企業の隠されたニーズがあるのだ・・・。

景気の回復

サブプライム問題や、資源・食料などの値上がり、円高など、未だに景気が良くなったという印象は感じられないかもしれない。しかし、少なくともバブル崩壊以降の最悪の状況からは脱却し、徐々にではあるが景気が良い企業が増えているのは事実だ。

その結果、新卒や第二新卒という採用枠を広げ、人材に対する投資をしようと動いているのだ。若い世代を積極的に育てていこうと考えに変わってきていると言うわけだ。

団塊世代の大量退職

世間では「2007年問題」と呼ばれる団塊世代の大量退職
その影響はまだまだ続くといわれている。

これまで会社のコスト(人件費)を圧迫してきた団塊の世代が大量に抜けることで、資金に余裕ができ、なおかつ人材が不足するという状況に企業は置かれている。

そのため企業は新卒採用や第二新卒を大量に採用する動きが強まっているのだ。

新卒採用の補填

新卒採用において大量採用の動きがあるのは有名な話だ。求人倍率も2008年春の大卒求人倍率2.14倍という状況で売り手(学生有利の)市場になっている。

しかし、実際には大手企業や有名企業に人材が集中してしまい、業界の二番手以降の大企業や中小企業は思ったように人材が確保できず必死になっている。

実は、誰もが知っているような超大手企業(業界ではNO.2の位置にいる会社)の人事担当者も「そろそろ第二新卒を採用しないと人材が不足している・・・」と嘆いているほど状況は深刻だ。

新卒採用で目標採用数に達しなかった企業が、第二新卒というカテゴリの人材を積極的に求めるようになっているというわけである。

企業の人材バランスを整える

あまり知られていないことかもしれないが、今多くの企業において、20代後半~30代前半の人材が不足がちになっている。

それはバブルの崩壊による不景気が続いた時期に新卒採用を控えていた事が原因で、その年代の人材が極めて少ないという企業が多いのだ。

20代後半~30代前半の人材と言えば、新卒者をはじめとする後輩の育成を担当する年代には持ってこいなのだが、上記のようにこの年代の人材が不足している企業がとても多い。

景気回復に伴って新卒を大量に採用している企業が多いが、新入社員を育てられるような社会人経験を持った20代~30代の人材が不足していて困り果てていると言うわけだ。

このような理由から、第二新卒に対して新入社員の教育担当としての役割も期待している企業もたくさんある。

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